おはようございます。
せおゆりかです。
昨日はソフトバンクの携帯電話で大規模通信障害が起きました。
おそらく、全国的なものなのですべての方がなんらかの形で被害を被ったと思われます。
私は、ソフトバンクユーザーではないので大したダメージは受けていないのですが、出向先の社員の携帯がソフトバンクでまぁ大変。
どうしてこうなったのか、調べてみました。
ソフトバンクはLTE交換設備の不具合と言っているが
ソフトバンクはLTE交換設備の不具合が原因だと説明しています。通信機器のソフトウェアに問題があったとの海外報道もあるようですが、詳細はまだ不明です。同社で起きた今年2月の障害は、固定音声網の中継区間の設備増強工事の際に他通信事業者への中継機器において不具合が発生したことが原因でした。今回も、なんらかの工事や機器交換時に発生した可能性も考えられます
Business Journal : https://biz-journal.jp/2018/12/post_25826.html
今年2月にも不具合が起きているとな・・・
ちょっと不安になるじゃないですか。
さらに記事を読み進めてみると、
同社はモバイル通信部門の人員を4割削減
させる予定だそうですが。
それって大丈夫なんでしょうか?
ただでさえ、ソフトバンク回線はいろいろ問題があるのに、また問題が発生するのでは?
大規模通信障害ってどうやって起きるのか?
総務省から、各事業者に対して対策についてのガイドラインが出ています。
それを参考にしました。
http://www.soumu.go.jp/main_content/000539523.pdf
過去に通信経路の誤りによるデータ通信障害が起きているという例が紹介されています。
どうやら、通信障害が起きた時に、最終判断をする責任者がいなかったのも原因のようです。

この資料に書かれているのは、人的ミスときちんと指摘されています。
また、こういった障害が起きた時の政府と電気事業者と通信業者の連携がうまくいっていると、未然に防げるとも書かれています。
最終的に、人がすべてなんですね・・・
今回のソフトバンクは、「電気通信事故」と定義されました
※ インターネット接続サービスは、継続時間が2時間以上かつ影響利用者数が3万以上の場合に「重大な事故」に該当
確かに、今回の通信接続障害は「継続時間が2時間以上」かつ「影響利用者が3万人以上」となります。
(なんてったって、日本全国の3分の1がソフトバンクユーザーですからね)
今回の事故は、やっぱり人的ミス?
過去に起きた通信接続障害でも、今回のソフトバンクでも、とにかく人的なミスが指摘されています。
この通信システムですら、確かに人間が作り上げたものです。
最終確認は、人の手に委ねられており、私たちはそれを安心して使えるように使用料を払っています。
孫社長は、通信事業から人を削減するという話をされているようですが、これは一考の余地がありそうですね。
まとめ
まだ、ソフトバンクの大規模通信障害についての調査結果は出ていません。
ですが、過去に起きている資料を紐解いてみると、だいたいの原因というものはわかってきます。
仕事でも、そのほかでも、様々な場面で人のチェックというものが入ってきます。
それができなかったというのは、大変申し訳ないのですが、初歩的なミスではないか?と私は考えています。
人的ミスがあったために、●●という障害が起きました、ということでしたら、さすがにがっかりします。
(もちろん、調査書にはそんなことは書かないとは思いますが)
どうして人的ミスが起きたのか?
その根本的な部分が解消されない限り、おそらくソフトバンクでは同じような障害が起きることでしょう。