今更ながら、オンラインでビシバシとマーケティングとセールスライティングの勉強をしています。

強く思うのが、本当に「メッセージを私という主語から、あなたという主語に変換する」ということの難しさ。

Twitterでもマーケティング関連のつぶやきも見ていますが、つくづく思いますね…

例えばフィットネスジムでも、いくつかのパターンに別れる

ジムに行く理由はさまざまありますが、例えばこういう3人がいるとしましょう。

  1. 痩せて綺麗になってモテたいからジムに通うか考えている女性
  2. ボディビルの大会があるから通っている男性
  3. 医者に「お前太りすぎで1年後には死ぬから痩せろ」と脅されたので通いたいが面倒だなぁと思っている男性

ちなみに、私がジムに通っている理由は、「落馬骨折のリハビリと筋力アップ、乗馬の上達とダイエット」という複合的な理由ですw
さすがに骨折はもう大丈夫になりましたけどね!

1 痩せて綺麗になってモテたいからジムに通うか考えている女性

痩せて綺麗になりたい女性は、そんなにハードにしなくてもいいんですよ。

多分、海でビキニ着て男たちにちやほやされたいんだろうなぁと推測します。

だから、謳い文句は「ジムでトレーニングしてヘルシーなモテボディを作って、夏の海で男性の視線を独り占めしたくないですか?」

2 ボディビルの大会を目標に今別のジムに通っている男性

ボディビルの大会が近い男性は、おそらく別のジムで鍛えていたんでしょうけど、そこのジムがあまりボディビルの大会に力を入れていなかったと推測します。

そういう層を取り込みたいと考えているはずです。

それなら、「●●大会4連覇!▲▲大会3連覇!カリスマトレーナー□□□□が教えるビルド方法で大会優勝を狙いましょう!」

カリスマトレーナーがいるとか、大会何回優勝しているとか、そういう数値や具体的な目標を出してあげることにより、ぐっと自分の理想とするところに近づける気がしますよね。

3 医者に「お前太りすぎで1年後には死ぬから痩せろ」と脅されたので通いたいが面倒だなぁと思っている男性

そして、医者に脅されている男性を取り込むには…
これが1番難しいんですよね。

でも、この男性はおそらく食べるのが大好きで止められないうえに、運動は大嫌い。

なおかつ数値をみるのが怖くて健康診断も行かなかったんだけど、ある時いきなり足が動かなくなった。

どうしたらいいのかわからないから医者にかかったら、そういう診断を下されたのでしょう。

そういう人には、私ならこう伝えますかね。

「体重100kgから1年で20kg減量!健康診断で医者にも匙を投げられかけた男性が薬も使わずすっかり元気に変身した秘密を知りたくないですか?」

(薬というのを入れるのかどうかは難しいところです。薬事法周りをしっかりと調べないといけないので)

どの層に取り込むかによって、伝えるメッセージは違う

こうやって挙げてみると、びっくりするくらいバラバラですよね。

モテたい女性に「カリスマトレーナー□□□□が教えるボディビルド方法で大会優勝を狙いましょう!」なんて言っても、まーったく響きませんよね。

逆に、ボディビル大会で優勝したい男性に「健康診断で医者にも匙を投げられかけた男性が薬も使わずすっかり元気に変身した秘密を知りたくないですか?」と言っても、「いや俺健康やし」って突っぱねられるのがオチですよね?

だから、どの人にどういうメッセージを伝えるかはしっかりとリサーチしないといけません。

この「リサーチ」が本当に面倒で難しい…

この数日間で知恵袋とかTwitter検索とか、Googleでも調べました。

本当に調べまくった…

でも、こういう本音というのは、本には載っていないんですよ。

本音をこぼす場所というのは、たくさん人が集まるところに落ちています。

その本音にしっかりと耳を傾けて、この人はこういうことを言いたいんだろうということを自分の中に落とし込む作業が大事です。

もし、身近に同様な人がいるならば、インタビューが効果的

生の声って本当に貴重で、1番情報が詰まっているんです。

たくさんの経験をされてきて、今その状況にいるわけですから。

そういうインタビューができそうな人を2〜3人見つけるのも、いいですね。

Twitterなどで募集するのはアリだと思います。

まとめ

本音をリサーチして、自分の中に落とし込み、ターゲットを把握する。

マーケティングの基本なのですが、これって意外とできてない人が多いんですよ。

かくいう私も、ようやく肚に落ちたところなのですけどね。

当事者の本音を引き出すという仕事は、難しいけれど楽しいです。

まだまだ奥が深いなあとつくづく思います。

オススメ本

このシュガーマンの本はベストセラーです。知ってる人の方が多いと思います。
こういうシチュエーションではこうしたら響くという具体例が掲載されています。
まずはこれを読んだら良いというレビューは本当ですね。

こっちはマーケティングのことでめっちゃ専門的なことが書いているので、正直眠い(ごめんなさい)。
多分、もう少し私が頭よかったら理解できるんだろうと思う…