小さな医院さんや事業主さんをサポートしていると、
「集客がうまくいかない…」
「HPを作ったのに問い合わせが増えない…」
というご相談がよくあります。
もちろん
広告やSEOなどいろいろな要因はあります。
ですが
意外と大事なのに見落とされているのが
「伝わり方」です。
◆実は、発信していても“伝わっていない”ケースは多い
ホームページやブログ
チラシを見ていてよく感じるのは、
「情報はあるけれど、読み手が理解できる形になっていない」
ということです。
- 専門用語が多い
- 一文が長い
- 思いが書かれていない
- 誰に向けて書いているか分からない
これでは
どれだけ真面目に発信しても相手には届きません。
読み手にとっては、
読めばわかる文章より
「読まなくても伝わる文章」が最強です。
◆いまの時代、相手は“短時間で判断したい”
スマホで情報を見るのが当たり前になった今、
読む側はどんどんせっかちになっています。
その人たちが知りたいのは、
- ここは自分に合うのか?
- どんな先生(人)なのか?
- どんな思いでやっているのか?
- どんな状態が解決できるのか?
これらを短時間で理解できるかどうかが勝負です。
だからこそ、
「ちゃんと伝える」ことそのものが
最大のマーケティング効果になる
と言えるんですね。
◆伝えるための3つのポイント
難しいことをやる必要はありません。
まずはこの3つだけ意識してみてください。
- 誰に向けた内容かを最初に書く
「初めての方へ」「肩こりでお悩みの方へ」など
対象が一言あるだけで読み手は安心します。 - 専門用語を使わず、短い文章にする
スマホの画面で一文が長いと
それだけで読む気がなくなります。 - “想い”と“理由”を必ずセットで書く
例:
「痛みが出にくい体づくりを大切にしています」
↓
なぜ?
↓
「そのほうが再発しづらく、生活の質が上がるから」
理由まで伝えることで
読み手の理解度が一気に上がります。
◆ちゃんと伝えることは誠実さの証
小さな医院さんや個人事業主ほど、
情報の量よりも伝わり方の質が重要になります。
きらびやかな言葉やテクニックより
丁寧に、誠実に伝えるほうが、
結果的に信頼につながります。
私がサポートしてきた中でも、
- HPの文章を整理しただけで問い合わせが増えた
- 想いをしっかり書いたことで口コミが増えた
- 「文章がとても読みやすい」と患者さんに言われた
こういった変化が本当に多いんです。
◆まずは自分で読み返すところから
- 初めて見る人にとって分かりやすいか
- 一番伝えたいことが埋もれていないか
- 専門用語に頼っていないか
- 想いと理由がセットになっているか
この4つをチェックするだけで、
文章の伝わり方はガラッと改善します。
情報は多く載せるほどいいわけではありません。
むしろ、
相手にとって理解しやすい
形にすることこそ、立派な戦略です。
小さなお店や医院こそ、
この伝え方の力が大きな武器になります。
爆速仕組み化Webコンサルタント
廣岡ゆかり
