多くの院長先生や小さな事業の方と話していると、
「Webマーケティングって難しい」
「数字やデータは苦手」
という声をよく聞きます。
確かに
広告運用やアクセス解析などを見ると
専門用語が並びます。
しかし本質はまったく違っていて
実はとてもシンプルです。
結論から言うと
Webマーケティングの中心にあるのは数字ではなく
患者さん(お客さん)の体験です。
数字は、その体験がうまく
機能しているかを確認するための
メモ書きに過ぎません。
◆「体験」が悪いと、数字がどう頑張っても伸びない
例えば、患者さんが
あなたのサイトに来たとします。
どんな順番で読み進め、どう行動したくなるのか。
どこで迷い、どこで不安を感じ
どこで「ここに行ってみよう」と思うのか。
たったこれだけの体験が整っていないと
どれだけアクセスが増えても結果は出ません。
- トップページを見ても何をしてくれる医院なのか分からない
- 予約ボタンがどこにあるか分からない
- 文章が古くて不安になる
- 院長の想いが伝わらず比較されて終わる
- 症例や実績が少なくて決心がつかない
こういった
ちょっとした引っかかりがあると
数字は一気に落ちます。
つまり数字の壁ではなく、体験の壁があるのです。
◆体験を整えるだけで数字は自然と上がる
逆に、体験がスムーズだと
数字は勝手に上がります。
- 読みやすい
- 安心できる
- 予約まで迷わない
- 院長の想いが伝わる
- 「この医院でいいかも」と自然に感じる
患者さんがこうした流れを
気持ちよく通過できると、
数字は後からついてきます。
だから私はいつも、
「デザインより先に体験を整えましょう」
とお伝えしています。
◆難しい分析よりも、たった1つの問いで十分
Webマーケティングの入口で必要なのは
難しいデータ分析ではありません。
たった一つの問いだけです。
「患者さんは、ここに来てどんな気持ちになるだろう?」
この問いに向き合うだけで、
改善すべき場所が驚くほど見えてきます。
そしてその改善が積み重なると
数字は自然と変わっていきます。
◆数字に振り回される必要はない
数字はあくまで結果。
本当に見るべきは
患者さんがどんな体験をしているかです。
- 分かりやすいか
- 安心できるか
- 迷わないか
- 行動しやすいか
ここを丁寧に整えていくことが
最も効果的で、最も再現性が高い方法です。
Webマーケティングは
難しい専門技術ではありません。
「相手がどう感じるか」を想像できる人なら
誰でも改善できます。
ぜひ明日から、数字よりも体験を見る目で
自院のWebを見直してみてください。
爆速仕組み化Webコンサルタント
廣岡ゆかり
