「アクセス数は増えてきたんです。でも売上は変わらなくて…」
こうした相談を非常に多くいただきます。

特にホームページやブログ、SNSで
情報発信をしている医院や店舗では、
「アクセス=成果」と思ってしまいがちです。

もちろんアクセス数は大事です。
見てもらえなければ、何も始まりません。

しかし、もっと重要なのは
アクセスの質と、読まれる導線です。

◆アクセスがあるのに成果が出ない典型パターン

アクセスは増えたのに売上が変わらないとき
ほとんどの場合、以下の状態になっています。

  • 読みたい人ではなく、検索にたまたま引っかかっている
  • 途中離脱が多く、最後まで見られていない
  • 「次にどうすればいいか」が分からない
  • 肝心な自費メニューにたどり着けない
  • 問い合わせや予約への導線が弱い(または存在しない)

つまり、量(アクセス)に目がいって
質(読者)と導線が整っていないということです。

◆「アクセス」ではなく「読者」を増やす

ホームページや記事は、
「読まれなければ、存在しないのと同じ」です。

大切なのは、

  • 誰に届けたいか
  • どの問題を解決し、その先に何を提供したいか

これが明確になっていること。

アクセスを集めることを目的にすると、
どうしても内容が表面だけのものになり
来てほしい人に届かなくなります。

◆行動につなげる「導線」が命

では、読まれた後はどうすればいいか。
答えはシンプルです。
「次にどんな行動をしてほしいか」を
明確に提示することです。

  • 資料請求
  • 初診予約
  • 公式LINE登録
  • 無料相談(医院の場合は表現注意)

これらへスムーズに案内できていたらOK。

そしてその導線は
ページの最後だけでは足りません。

患者さん・お客様は途中で迷います。
だから、必要な場所に複数配置することが大切です。

◆まず見直すべき3つのポイント

すぐ取り組める改善点を挙げます。

  1. ページの最初に結論を書く
     → 読む理由が明確になる
  2. 導線(ボタン)を分かりやすい位置に
     → スマホで簡単に押せるか
  3. “欲しい人が見たい情報”に絞る
     → ターゲットにとって不要な情報は削る

「読むハードル」を下げれば、
行動する確率は格段に上がります。

◆アクセスは手段であり、目的ではない

アクセスは増えるほどいいと思いがちですが、
実は違います。

適切な人に、 必要な情報が届き、
行動につながること。
これが本来の目的です。

極端な話、アクセスが少なくても
濃い見込み客が来ているのであれば問題ありません。

  • アクセス数が増えても売上が上がらないのは珍しくない
  • 重要なのは「数」ではなく「読者」
  • 読まれる導線設計が成果の要
  • 次の行動を明確に伝える

まずは、最も大切なページをひとつ選び、
読者導線を整えてみてください。
それだけで、数字は確実に動き始めます。

爆速仕組み化Webコンサルタント
廣岡ゆかり