こんにちは。
せおゆりか(廣岡ゆかり)です。
今ぼちぼち読んでいる本がありまして、
「アイデアのちから」というものがあります。
これ、ライティングをしている人にはマストな本なんですが、今の今まで読むのを邪魔くさがっていました。
読んだらめちゃ面白くて、もう止まりません…!
では、どの辺がおもしろいのかというのを少しだけご紹介いたします。
有名な「臓器狩りの話」
ある友人の友人が、出張帰りに乗る飛行機の時間まで少しあったので、地元のバーで一杯飲んでいた。
そこに美女が一杯奢ってくれた。
美女が奢ってくれたお酒を飲んだら、そこから意識がなくなった。
目覚めたら、氷水の張られた浴槽に浸かっている。
しかも、背中からチューブが出ている。
浴槽のそばにはメモがあり、「救急車を呼べ」とある。
言われる通り電話したら、交換手は「最近暗躍している臓器狩りの犯罪ですね。あなたは先ほど腎臓を取られたのですよ。今救急車がそちらに向かっています」
これを読むとわかることは
「知らない人からお酒をご馳走になるな」
ということです。
誰だって腎臓を取られたくないですよね?
記憶に焼きついて、絶対離れないエピソードになります。
抽象的よりも具体的
これも「アイデアのちから」の中の見出しの一つなのですが。
抽象的なことよりも具体的な方が、目標を詳細に想像できてかつ達成しやすいというアイデアです。
例を一つ挙げてみます。
アメリカのボーイング社が飛行機を作ろうということになりました。
どちらの方がイメージしやすいですか?
- 世界一の飛行機
- 定員131人、マイアミ〜ニューヨーク菅野ノンストップ飛行が可能で、ニューヨークのラガーディア空港の4-22番滑走路に着陸できる旅客機
①の世界一の飛行機なんて、どこが世界一と捉えるかによってまったく変わってしまいます。
これでは、作る方の士気も上がりません。
ですが、②だったらわかりやすいですよね。
具体的な指標があれば、足並み揃えて具体的な目標に向かっていけたということです。
ライティングに必要なエッセンスだらけ
まだ半分しか読んでいないのですが、この本にはライティングに必要なエッセンスが詰まっています。
ただ説明した文章なんて、誰でも書けるし誰も読みません。
私も読みたくないです。書いた後に読み返すこともしたくないです🤣
ですが、とっかかりにこのようなインパクトのあるエピソードがあったり、具体的な表現がしているものがあると、想像がしやすいでしょう?
見る人が想像しやすい文章を作らないといけません。
写真を添えることができるかもしれませんが、シズル感を出すのだったら、やはり文章のエッセンスは大事です。
これは普段話す内容でもそうですし、相手に伝える時にも使える手段です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私の説明が下手くそ!だったらそれは私の力不足です。
申し訳ありません。
この「アイデアのちから」という本は、見方を変える方法を提案してくれています。
最近、このことを痛感しており、しっかりと身につけたいと思っています。
見方を変えるだけで、進まないものが進むことがあります。
売れないものが、売れる可能性が出てきます。
もし、今やっていることが頭打ちだと思ったら、一度この本を読んでみてはいかがでしょうか。
強くオススメいたします。