「お客様の声は、宝の山だ!」
こんな言葉を聞いたことありませんか?
「そんなの知ってるよ、でもうちには必要ないね!」なんて思っていませんか?
そんなあなたの思い込みをひっくり返す本を発見しましたので、ご紹介しますね。
お客様の声って聞いたことありますか?
簡単なアンケートをとっていることとか、ちょっとインタビューしたりとか。
「当然!」
そう答えたあなたは、素晴らしいです!!
「そんなのしなくてもうちの商品はいいやつだから売れるよ。実際、今のところ何もしなくても売上が落ちたとかないし」
そう考えているあなたはどうでしょう?
もしかしたら、ちょっとしたことで売上が落ちる可能性があります。
それは、商品が悪くなったというだけでなく、全然別の観点からかもしれません。
そうなってからでは遅い可能性があります。
だからこそ、お客様の声を聞いていくことが大事なのです。
商品は、お客様の目線で売るもの
マーケティングの勉強をしていると、その思考をしっかりと叩き込まれます。
だけど、おそらく商売をしている8割以上の人はそんな考えを持ったことはないでしょう。
私も実際、以前はお客様視点で商品を考えていませんでした…
大反省しました
「うちの商品はこういうところがいいから」
「商品の特徴が素晴らしいから売れる」
そう勘違いしている人がほとんどです。
商品は、買ってもらってなんぼのものです。
あなたの目線で売られても、お客様は困ります。
ウチのおすすめするところはここ、ではなく、お客様が使って感動するかどうか。
この視点が大事なんです。
マーケティングでいういわゆる、ベネフィットです。
お客様の目線をどうやってとり入れるのか?
そこで、お客様の声の出番です。
この本では、アンケートの取り方やターゲットの絞りかた、質問項目までしっかりと書いてくれています。
初めてアンケートを取るという人も、失敗を恐れず始められます。
本書の構成
最初に、アンケートの作り方
第1章に、アンケートの作り方、配るタイミング、生かす方法などが細かく書かれています。
正直、これだけでも十分かなと思います。
だけど、もっとすごいものがこのあとに掲載されています。
真ん中は事例
実際に改善したチラシと、どういうアンケートをとったかという詳細が掲載されています。
これ、そのまま自社の案件に差し替えて使えます。
しっかりとアンケートを取り、構成をそのまま頂戴してデザインだけ変更する…
テンプレートとして使用することができます。
(そのまま使ってはいけません。著作権違反になりますので注意!)
実際に売れた事例が掲載されているので、具体的に理解できますし、自社と似たような事例があれば、大きく参考になるのではないでしょうか。
後半は広告の作り方・勉強会のすすめ
中盤の事例を見て、どうすればいいのかわからない時は、後半の実際に作る方法を見ると具体的な進め方が載っています。
- アンケートをとってどうやって分類するのか?
- 分類したアンケートからどうやって広告文を作成するのか?
- チラシやDMにどうやって起こせばいいのか?
などなど、盛りだくさんの内容になっています。
また、社内での実践勉強会がたびたび勧められています。
グループごとにラフ案を出し、それをディスカッションしていくものです。
たくさんある意見をまとめるのは大変だと思いますが、こうやって精査していくことを定期的に行うと、広告もブラッシュアップされてよいものになっていきます。
お客様の声に、あなたの商品の良いところが隠れている
商品を開発したのはよいものの、どういうところがよくてどういうところが悪いのか、どうして売れないのか。
その原因がどうしても見つからない。
そういう時こそ、購入してくださったお客様の出番です。
今あなたの商品の売上が頭打ちでしたら、ぜひ、今から実践してみてください。
まとめ
この本の前身のものがありまして、『「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法』という本があります。
その続編に当たるのが、本書です。
私はその「〜利益を5倍にする方法」の方は読んでおりません。
最初は、そちらを買おうと思っていたのですが、より実践的な本書を購入しました。
実際読んでみると大当たり。
具体的な実践例が盛りだくさんで、これは宝の山じゃないのかと思いました。
これから私もお客様に提案する時は、本書を参考にして提案できそうで嬉しいです。
ぜひ、売上が頭打ちで困っているあなたは、すぐにでも読んで実践してみてください!
そして、どうしても自社でやるのが難しいようでしたら、代行するという選択肢もありますよ。
その時はぜひ弊社にご相談くださいね。