今思い浮かぶネタがなくて
以前のメモを振り返っていました。

半年前に関わっていた
事業についてのメモを発見。

読んでいて
「あ〜こんなこともあったなぁ」
って思いました。

◆まずは自分から出す

マーケティングでよくあるのは
無料プレゼントですね。

なんで無料プレゼントをするのかというと
それが客をおびき寄せる餌だから。
っていうと元も子もありませんw
言い方w

オブラートに包んでお伝えすると
先に価値を知ってもらい、
信用してもらうために
無料プレゼントをするんですね。

で、その価値を知ってもらったら
有料商品を買ってもらうプレゼンをすると。

いきなり高価な商品は
売れませんからね。
どんな商売でもほぼこのステップです。

無料商品とはいえ、
クオリティはいいものを出している
or
実際に販売しているものになるので、
嘘はついてないんですよね。

それで信用を得て、
次のステップに進んでもらう。
先出しの法則です。

◆でもそれができてない人も…

それができてない事業者もいます。
ていうか、
私がスタートアップで少し関わった人(代表)が
そうでした。

「私たちは信用がないんだから
先にいろいろ出していかないといけないんだよ。
そうしてからようやくお金がついてくるんだから」

繰り返し伝えていましたが
それはまったく相手に伝わっていませんでした。
私の伝え方がよくなかったのかもしれません。

ですが、その代表は
まったく聞く耳を持たず、
「困ったら周りがお金出してくれるし」
的なスタンスでいたのも腹がたちました。

借金は絶対しない、
でもお金は必要。
私には提供するものはない。
だから周りに寄付を募ればいい。
それって、クラファン詐欺と同じだよ?
っていっても
「私は違う!」
と突っぱねます。

ついていけなくて
手を切りました。

今、この団体がどうなっているのかは
知りません。

私と同じ考えでやめた人が
「ここやめてよかったね、って
いろんな人に言われた」
といってましたw
代表評判悪すぎです。

信用・信頼って
築くのにめっちゃ時間がかかるんですよ。
その割になくなるのは一瞬。
今不祥事が起きているビッグモーターや
さまざまな企業でもそうですよね。
立て直すのに死ぬほど時間がかかる。

信用・信頼は
お金では買えないんです。
時間をかけて構築していかないといけないんです。

だからこそ、商売人は
そういう点は慎重になるべきです。

信用してもらうために
さまざまな価値あるものを
無償もしくは低価格で提供して
信用を買っていきます。

そして、じわじわと大きくしていき
事業拡大までこぎつけます。

そういう考えを持っていかないと
事業は成り立たない。
あらためて考えさせられました。

◆信頼関係を築くにあたって

仕事だろうが家庭だろうが
信用・信頼が必要です。

無条件で信頼するのって
母親に対する赤子くらいでは?

もちろんそれも、
十月十日の間
自分を守り育ててくれた
母親だからこそ
無条件に信頼しているのです。

まずは出す。
信頼を得るために出せるものは何か?

振り返るのは本当に大事。
改めて考えるきっかけになった
メモでした。