こんにちは!
せおゆりか(廣岡ゆかり)です。

本日は七夕です。
毎年毎年うまいこと雨が降るので
本当に織姫と彦星は会えるのかとか
よく言われますけど、
彼らからしたら
大きなお世話ですよね 笑

恋人同士が年に1回会うんだから
そっとしておいてくれよ!
公開処刑かよ!?
みたいな感じでしょうか。

ちなみに私は
大阪へ出るまでは滋賀県住まいのため
七夕の時期はほぼ雨。
星なんぞ見えんよと
毎年ぼやいていた気がします。

◆七夕伝説はどうしてできた?

あなたはすでにご存知かもしれません。
私が知らないので
メモがわりに書きます。

七夕の由来は大変多いと言われていますが、
その中でも有力なのは、

  1. もともと日本の神事であった「棚機(たなばた)」
  2. おりひめとひこぼしの伝説
  3. 奈良時代に中国から伝来した「乞巧奠(きこうでん)」

この3つが合わさったものだという説です。

1 棚機(たなばた)

「棚機(たなばた)」とは古い日本の禊ぎ(みそぎ)行事で、乙女が着物を織って棚にそなえ、神さまを迎えて秋の豊作を祈ったり人々のけがれをはらうというものでした。 選ばれた乙女は「棚機女(たなばたつめ)」と呼ばれ、川などの清い水辺にある機屋(はたや)にこもって神さまのために心をこめて着物を織ります。そのときに使われたのが「棚機」(たなばた)」という織り機です。 やがて仏教が伝わると、この行事はお盆を迎える準備として7月7日の夜に行われるようになりました。現在七夕という二文字で「たなばた」と当て字で読んでいるのも、ここから来ていると言われています。

2 おりひめとひこぼしの伝説

琴座のベガと呼ばれる織女(しょくじょ)星は裁縫の仕事、鷲(わし)座のアルタイルと呼ばれる牽牛(けんぎゅう)星は農業の仕事をつかさどる星と考えられていました。
この二つの星は旧暦7月7日に天の川をはさんで最も光り輝いているように見えることから、中国でこの日を一年一度のめぐりあいの日と考え、七夕ストーリーが生まれました。

3 乞巧奠(きこうでん)

「乞巧奠(きこうでん)」は、中国の行事で7月7日に織女星にあやかってはた織りや裁縫が上達するようにとお祈りをする風習から生まれました。庭先の祭壇に針などをそなえて、星に祈りを捧げます。やがてはた織りだけでなく芸事や書道などの上達も願うようになりました。
(ここまで地主神社HPより抜粋)

そこから江戸時代には庶民の祭りになり
野菜などを吊るしていました。
それが少しずつ変わってきて
現代は笹に願いを飾るようになりました。

なるほど〜納得です。

まず7月7日は旧暦です。
今年だと2023年8月22日が
本当の七夕の日だそうです。
(参照:国立天文台HP)
そりゃ雨なんて降りません。

伝統行事もひとつひとつ
紐解いていくことで
いろいろなことがわかってきます。

◆どうしてそうなったかを調べる

どんなことでも調べると
意外な事実が判明します。

変な祭りは
ちゃんと由来があったり。
土地の名前の由来は
その土地の危険性を示すものだったり。
(例:梅田、芝田)

どんなことにも意味がある。
ただ単にうわっつらを追いかけるのではなく
ちゃんと噛み砕く。

情報社会だから
たくさんの情報を閲覧できるので
仕方ないことなんですが、
なんでも意味があると
しっかりと認識しないといけないと
感じました。

今もSNSで
Twitterの規制に対抗するかのように
METAが「Threads」をリリース。
また情報がどんどん溢れてきそうです。

たくさんの情報を仕入れるのも大切ですが
それを吟味して深掘りすることを
忘れてはいけませんね。