Webサイトを改善するとき
多くの方がデザインや写真に目が向きます。

しかし、
実は見落とされがちなポイントがあります。
それが 文字サイズです。

とくにスマホで見たとき
文字が小さいままだと読みにくく
離脱される確率が一気に高くなります。

「内容は良いのに読まれない」
「アクセスはあるのに次のページへ進まれない」
こうした悩みの原因が
実は文字サイズだったというケースは少なくありません。

◆スマホ利用が8割を超える時代

今のユーザー行動の中心はスマホです
医院も店舗も、見込み客の7〜9割が
スマホでサイトを見ています。

つまり、スマホでの見やすさこそが
第一印象を決めると言っても
過言ではありません。

ところが、昔のままのサイトや
テンプレートを使っている場合
文字が小さく、行間も詰まっている
ケースがよくあります。

これだけでサイトの印象は
「読みにくい」「古い」「気配りが足りない」
に変わってしまいます。

◆読めない=内容を判断される前に離脱される

人は読みづらいと感じると
内容を読む前に離脱します。

これは
「内容が悪いのではなく、読む前に諦められている」
ということです。

どれだけ良い情報を載せていても
そもそも読んでもらえなければ意味がありません。

とくに医院や専門家のサイトは
内容の専門性が高い分
文字が小さいと負担が大きくなります。

そうなると
読み手は無意識にストレスを感じ
別のサイトへ流れていきます。

◆ “読みやすさ”は信頼にも影響する

読みやすいサイトは、丁寧さや配慮を感じさせます。
逆に読みにくいサイトは
「ここは情報が古いのかな?」と
不安を与えることがあります。

(昔のサイトは小さいのがカッコイイと
されていたこともありましたが、
本当に遠い昔の話です)

ほんの数ピクセルの違いですが
ユーザーが受け取る温度感は大きく変わります。

読みやすいサイトには、

  • 内容を最後まで読んでもらえる
  • 院長やスタッフの想いが伝わる
  • 問い合わせへの導線を踏んでもらえる

というメリットがあります。

◆まずは「文字サイズ16px以上」を目安に

専門的に言えば
現在のスマホサイトで推奨される
最小サイズは 16px以上。

大きめの方が読みやすいため
17〜18pxに上げる医院や店舗も増えています。

もしご自身のサイトが小さく感じる場合は
ぜひこの機会に見直してみてください。

◆デザインより先に“読まれる状態”を整える

アクセスが伸びない
問い合わせが増えないと悩んでいる場合でも、
必ずしも大きなリニューアルが
必要とは限りません。

まずは 「読むための負担がないか」
をチェックするだけで
改善できることはたくさんあります。

文字の大きさは、小さな変更に見えて
効果が大きいポイントです。

見込み客の読みやすさを優先するだけで
しっかり成果につながります。

爆速仕組み化Webコンサルタント
廣岡ゆかり