SNSの投稿をしても反応が少ない…。
「ネタは悪くないはずなのに」と
感じたことはありませんか?
多くの場合
原因は内容そのものではなく、
誰に向けて書いているかが
曖昧になっていることです。
たとえば、
- 患者さん(お客様)に伝えたいのか
- 同業者に向けて発信しているのか
- スタッフや関係者に見てほしいのか
この「誰に」がぼやけていると、
言葉のトーンも、写真の選び方も、
ぜんぶ中途半端になってしまいます。
◆「全員に伝えたい」は、結局“誰にも届かない”
SNSは拡散力があるからこそ、
つい“広く”伝えたくなりますよね。
でも、発信のコツはむしろ「狭く、深く」です。
たとえば歯科医院なら、
「歯を白くしたい20代女性」
「子どもの歯並びが気になるお母さん」
といったように、ひとりの人物を思い浮かべて書く。
「その人がどんな気持ちで投稿を見るか」
までイメージすると、
自然と文章もやわらかくなり、共感が生まれます。
◆SNSは「共感メディア」
SNSの投稿を見て人が反応するのは、
情報よりも気持ちが伝わったときです。
「この先生、わかってくれてる」
「このお店、私のことを思ってくれてる」
そう感じた瞬間に、
フォローしたくなったり
いいねを押したりします。
だから、テクニックよりも先に
誰の心を動かしたいか
を決めることが大切なんです。
◆伝えたい相手を“1人”に絞る
おすすめは
投稿を書く前にこう自問することです。
「この投稿は、誰に何を伝えたいのか?」
たとえば、
「忙しくて歯医者に行けないお母さんに、
“短時間でできる治療もある”ことを伝えたい」
ここまで明確になると、
- 写真の選び方(ママが共感しそうなイメージ)
- 言葉のトーン(やさしく安心感のある表現)
- ハッシュタグ(#子育てママ #時短通院 )
すべてが自然に決まってきます。
◆投稿の目的も「誰」によって変わる
さらに、目的によってアプローチも変わります。
・新規の人に見てもらいたいなら → キャッチーに
・既存の患者さん向けなら → 信頼を深める内容に
・同業者への発信なら → 専門性や考え方を伝える
「誰に」と「目的」をセットで考えると、
投稿の方向性がブレなくなります。
◆まとめ
投稿が伸びないとき、
ネタ探しよりもまず見直したいのは
相手です。
SNSは拡散の場ではなく
「人との距離を縮める場」。
たった1人の心に届く投稿が、
結果的に多くの人に共感され
広がっていきます。
だからこそ、次に投稿するときは、
スマホの向こうに
あの人を思い浮かべてみてください!
爆速仕組み化Webコンサルタント
廣岡ゆかり