つい先日、こういうつぶやきを漏らしました。
本当によいものが残らず、あまり良くないものが残ることもある。
CMして目立ったもの勝ちというこの世の中、本当に世知辛いです。
マーケティングの大事さと私の悲しさを少しでも薄めるため、この記事を書きます。
今回は下着の話です。とはいっても、ちっともやらしくないですよ
私の好きな下着ブランドで「Kiya」というところのがあったんです
(過去形になるのが本当に辛い)。
でも、つい数ヶ月前に事業を撤退してしまったのです。
どうしてか?
告知が下手だったから。それだけです。
どのくらい下手だったのか?
下着のセレクトショップに行ったら、ショップの店員さんが「ここ製品は本当にいいんですけど、本当CMが下手でもったいない」とこぼしていたくらい。
私は、口コミでKiyaの下着を知りました。本当によいのに、全然どこにも載っていない。まるで珍獣を探して巡り会えるかどうかの確率。
懸念してたんだけど、やはり事業を休止してしまいました。
事業撤退の発表のタイミングから、もう通販は戦争状態 笑
欲しいサイズ・形が日を追うごとに消えていくのが、本当に切羽詰まってる女性たちを表しているなと思いました。
かくいう私も、ブラと下着を2セット買いました。これ逃すとマジでないんだから!!!
比較して考えてみる
さまざまな下着ブランドがあるけれど、ここはKiyaとブラデリスニューヨークを比較してみようと思います。なぜここを選んだのかは後述いたします。
比較対象 | Kiya | ブラデリス |
---|---|---|
写真 | 下着の写真のみ | 海外モデルを起用し、着用イメージをわかせている |
コンセプト | コンセプトページが記載されていなかったように思う | 女性にはこうなって欲しいとか、悩みを解決する方法を具体的に書かれている |
ホームページ | デザインや構成が古いままで、ただ下着の種類のみが更新されている | 時代に合わせて、ホームページのデザインも刷新している |
店舗 | セレクトショップ・通販のみ | 旗艦店もあり、セレクトショップや通販もしっかり行っている |
SNS | ちょっと見かけたことないです… | Instagram・Twitter・Facebookを展開 以前は店舗ごとにFacebookもやっていた模様 |
ネット広告 | まったく見かけなかった | Google広告・Yahoo広告ともに展開 |
なぜ比較対象にブラデリスニューヨークを選んだのか
実は私は両方使ったことがある
正直、ブラデリスの下着はあまり質がよくなく、値段不相応だと思いました。
押し洗いしても数ヶ月で傷んでしまい、ほとんど使わなくなりました。
損したと感じましたね…
その点、Kiyaの下着は丁寧に洗濯したら長持ちするし、下手したら2年以上もちます。
(そこまで下着のサイズが変わらないのも奇跡だと思うけど 笑)
デザインも日本人に合う綺麗な色のものが多く、見ているだけでテンションが上がるのもポイントです。
胸の形に合わせたセレクトもKiyaは幅広かったですね。
逆に、ブラデリスはワンパターンの感じがしてちょっと使いたくないな〜と正直思います。
みんながみんな育乳したいわけではない…
ブラデリスはネーミングも優秀
本社は大阪で、別にニューヨークでやってるわけでもないんですよ。
だけど、ニューヨークと入れることにより、ゴージャス感とおしゃれ感をだしているのが素晴らしいですね。
自分もこれをつけることによりおしゃれになれるのではないのかという風に思えます。
比較すればするほど、こういうところに手が届いてなかったんだなと感じます。
あと少し、頑張って欲しかった…
なぜKiyaが事業撤退したのか?
先述しましたが、本当に告知がまったく行き届いていなかったからです。
セレクトショップと通販だけで、自分から仕掛けていくことがまったくなかった。
受け身でいたので、潰れていったのだと感じます。
この情報戦国時代の現代で、受け身では自滅を待つだけになってしまいます。
どうして撤退したのか言語化できるようになったからこそ、Kiyaが下着販売を撤退したのが大変残念だし、こんなに良いものにこれから出会うのか?とつくづく思います。
結論!
マーケティングは本当にやってほしい!
良い商品こそ、本当はもっと力を入れて広告費をかけて売るべき!!!!
そうしたら、広告費以上のリターンが来るんですから!!!!
良い商品を潰さないためにも、広告はしっかりしてほしいし、自社でやるのが難しいならプロに任せたら良いと思います。本当。
世の中、本当によい商品を知りたい・喉から手が出るほど欲しいという消費者はごまんといますから!
私がブラデリスが苦手というだけで、ここが好きな方はいらっしゃると思います。
こき下ろしたいわけじゃないので、その点だけお伝えしておきます。