おはようございます。
せおゆりかです。
以前、西式甲田療法の本を1冊ご紹介しました。
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こちらもわかりやすく書いているのですが、ちょっと逆引き辞書みたいなイメージなんで、少々使いにくいかもしれません。
今回、ご紹介する「マンガでわかる西式甲田療法」は、もっと詳しく簡単に読める、マンガ形式で書かれた実践書です。
「マンガでわかる西式甲田療法」は、その名の通りマンガで書かれている
著者は、イラスト作家の赤池キョウコさん。
そして、甲田光雄先生が実践方法について書かれています。
赤池さんは、実際に西式甲田療法を実践された方です。
ただ、優等生だったわけではなく、サボってばかりで挫折を繰り返していたそうです・・・
奇病・難病・慢性病の三重苦を持っており、毛という毛が抜けていくつらさも経験しています。
難病指定も病院から受けられています。
イラストで可愛らしく描かれているからそこまで深刻ではないんですけど、実際は深刻な悩みですよね。
何とか自分と戦いながらも、晴れて手帳持ちから解放されました。
実際にどういう方法でやっていけばいいのかがわかりやすい
「西式甲田療法」で一番取りざたされるのは、食事療法です。
ちまたにたくさんある、ただ食事を制限すればいいだけではなく、理由があって量を減らしたり、種類を制限したりします。
現代人で一番よくないのは、食べ過ぎ。
食べ過ぎを止めるのが、健康への近道です。
その食べ過ぎをどうやって減らしていくかが詳しく描かれています。
実際に私も少しずつ実践しています
基本的に、朝食は青汁(市販の粉末を水に溶かしたもの)+コーヒー
(コーヒーはカフェインが多く、腸を荒らすので本当はやめたほうがいいんです)
お昼は、家にいたら野菜汁+納豆+豆腐+ゆで卵
夜は、家にいたら野菜汁+玄米ごはん
足りなかったら納豆とか豆腐とか
間食はできるだけ控えます。
西式甲田療法で推奨しているのは、野菜と大豆などの畑からできたものを食すること。
動物の肉は腸を荒らすので、卵もやめたほうがいいそうです。
お腹が減ったら、寒天を自分で作ったもの。
けっこうシビアですが、外食をした日としなかった日では、次の日の体の調子が全く違います。
これは結構大きい。
外食をした次の日は、できるだけ食べる量を調整して減らします。
食べる時間が減ると、それだけ時間に余裕ができるので、特に朝は重宝します。
実際、体重が3kgほど減りました。
体が変わる健康法
西式甲田療法では、以下の6つの健康法を推奨しています
- 平床寝台(へいしょうしんだい)
- 硬枕(こうちん)利用
- 金魚運動
- 毛管運動
- 合掌合蹠(がっせき)運動
- 背腹運動
プラスアルファとして
- 温冷浴
- 裸療法
今からでもできそうなのは、平床寝台。
実際、床で寝たら、体の調子がベッドで寝ている時よりいいんです。
背中と腰がきちんと正しい位置にあるんでしょう。
すごいです。
ちなみに、これで体が痛い人は背骨などが歪んでいるそうです。
硬枕利用はまだ試していません。
また購入します。
これも早く試したい・・・
運動全般は、まだやっていませんが、それぞれ効果があります。
金魚運動
背骨のゆがみを直し、便通を促す運動です。
便秘がちな人、虫垂炎、腸閉塞、腸捻転の予防に効果があります。
毛管運動
その名の通り、血管の動きを助ける運動。
冷え性など血管性の症状に効果あり。
切り傷も治るそうです。
合掌合蹠(がっせき)運動
骨盤内の臓器の整頓に役立つ運動。
流産・早産を経験した人や、生理痛・生理不順にも効果があります。
背腹運動
運動の中でも一番重要な位置にあるものです。
背骨のバランスを整え、腸を整える効果がありますが・・・
自分の潜在意識に願いが届く!
・・・らしいのです。
病気が治りますように、など、考えながら運動をするとびっくりするぐらい早く治るそうです。
温冷浴は、薬を飲んでいる人にはあまりよくありません。
ただ、これはよくサウナと冷水で体の調子が上がったという声があるので、実際の効果は高いです。
同じようなことを自宅でもできます。
裸療法は、一定時間裸になって服を着て・・・ということを繰り返します。
これからやるとなると、ちょっと寒そう・・・
これから「西式甲田療法」を始めたいと思う人にオススメの本
私は今、病気をひとつしており、薬も飲んでいます。
ただ、これはいずれやめたいと思っており、少しずつ実践しています。
現在は食事療法のみですが、体調は以前よりもますますよくなってきています。
体力も本当にない人だったのですが、リカバリーが効くようになり、実感しています。
実践記も徐々にアップしていきます。
まとめ
「健康養生法のコツがわかる本」をご紹介した時にもお伝えしましたが、この本は現代医療を見限った人にぜひ読んで実践してほしい本です。
私も、今病気を抱えていますが、これを薬で治すのは1年以上のスパンで見ておかないといけないと先生に言われ、正直ゾッとしました。
なぜなら、医療費もまあまあかかる上に、治るとはいえ1年以上薬を飲んで治療をしないといけないの?
うんざりしますよね。
ですので、私よりももっと重篤な病気をされていて、西洋医学に見限られた方は、一度試してほしいなと思います。
返す返す惜しいのは、著者である甲田先生がすでにお亡くなりということですね。
こんな素晴らしい健康法を教えてくださり、感謝の気持ちでいっぱいです。