1月1日に2冊本を読みました。
そのうちの1冊は以前紹介したこちらの記事です。
そしてもう1冊は、この「整える習慣」です。
コロナ禍により、知らず知らずのうちに心と体は大きなダメージを受けている
はじめの文章に、このように書かれています。
生活様式が、大きく変わってしまい、人は距離を取らざるをえなくなりました。
だけど、人は向かい合って話をすることにより、自分の幸せホルモン「セロトニン」を発生させる生き物。
それが作れない状況が、ストレスフルな生活に拍車をかけているということです。
そんな疲れてしまっている現代人に、こうやったら生活に彩りができるよ、というアドバイスをしてくれる1冊です。
108のアドバイスのうちの、一部をご紹介
ゆっくり静かに伝える
自律神経を整え、自分のコンディションを保つコミュニケーション法として「ゆっくり静かに伝える」はオススメです。これを意識するだけで、ストレス要因は圧倒的に少なくなり、自律神経が乱れる機会を減らすことができます。
早く話す人は、感情が多分に入りすぎているように見えませんか?
逆にゆっくり静かに話すと、感情が入りにくくなります。
そうすることにより、人を傷つける言葉を発することが少なくなります。
それに、大切なことをしっかりと伝えられるようになり、人に与える印象が強く残ります。
不必要な傷付け合いをなくすためにも、自分の感情を安定させるためにも、これは意識したいところです。
自分にある「リフレッシュ法」を見つける
人間は集中力がそんなに長く続く生き物ではありません。1時間に1度は休憩を入れることを本書ではオススメされています。
これは実際そうで、私はもっと長く続かないので(ダメ人間)、40分に1回、5分の休憩を入れています。
この間に、トイレに行ったり、コーヒーを淹れたり、お菓子を食べたり(ん???)します。
あと、オススメなのがストレッチ!
私はよく背中と肩周りが凝るので、ラットプルダウンの真似事をしています。
本当にこれだけ。でもものすごくスッキリしますよ。
それと、目を閉じて瞑想するのもよいと本では紹介されています。
1〜2分で大丈夫ですって。
目を閉じるだけで疲れは抜けて行きますからね。
1日1枚写真を撮る
忙しい毎日、自分の周囲や環境、自然に目を向けていますか?
目の前の仕事や降りかかっている問題ばかりに意識を奪われて、心に余裕がない時にこそ、写真を撮ってくださいと書いています。
これは私も今年から実践をはじめました。
確かに、色々なところに気を配ることができます。
この前も、植木と同化していた猫を見つけました!
こんなのが見つけられるのは、本当にささやかに嬉しい気持ちが込み上げてきます。
自分の振り返りにも使えると書かれています。
1年後が楽しみです。
108個全部する必要はない
これら108個全部をやっていたら、それこそ習慣に押しつぶされてしまいます。
それでは本末転倒です。
この本を読んで、「あ、これなら続けられそう」というのを1個以上見つけられたら、それを続けてみるのがいい方法です。
私も、この中からいくつか見つけて実践しています。
無理なく続けられる新しい習慣ができたら、少し良い方向に変わりそうな気がしませんか?
まとめ
この本は、ライフハックの類なのかもしれませんね。
自律神経が〜とか、そういう医療の類の本ではありません。
自分を少し良い方向に向けるための本です。
そういう点では賛否は分かれると思いますが、私は特に悪い印象を持っていません。
自分の生活が少しよくなるための方法があるのなら、1個でも続けてみたいと思いませんか?
生活が前向きになるための良書だと感じました。