こんにちは。
せおゆりか(廣岡ゆかり)です。
昨日、この本を読みました。
「100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集」
ボリュームとしては少ないので、30分くらいで読めました。
とりあえず面白かったのと、こういう使い方したらいいのねということを知ったのでメモがわりにレビューをアップします。
利用者の勘違いが凄まじい
私は基本的に
- 本のタイトルはきちんと調べてスマホのメモにきちんと取っておく
- Evernoteなどにリンクを貼っておく
- アマゾンや楽天ブックスでお気に入りに入れておく
という感じで、まず間違えません。
これが普通だと思っていたんですが、どうやらそうでもなさそうです。
どうも借りに来られる方はほぼ間違えてメモしてるとか、うろ覚えの状態でくるらしいです。
(そんなんしたら恥ずかしいと感じてしまう私がいます)
でも司書さんは笑わずにしっかり聞いてくれるようなので、恥ずかしさはなさそうですね。
衝撃を受けた勘違いを少しだけご紹介します。
『蚊にピアス』あります?
「蛇にピアス」ですね…
ピアスのサイズ合わなさそうな気がします。
『ブラック・ア・ペン』が見つかりません。
日本語も英語も破綻してるw
「ブラックペアン1988」が正式らしいです。
うさぎのできそこないが2匹出てくる話なんだけど…
言い方!言い方!
どうやらこのかたは「ぐりとぐら」をお探しだったようです。
司書さんのツッコミも素晴らしいです。
これ以外にも素晴らしい勘違いというか覚え違いがいくつも出てきます。
外で読んだら絶対吹き出します。
変な人に思われるので注意が必要です。
ちなみに、以前読んだこの本も入っていました。
どういう間違いをしていたのかはぜひ読んでからのお楽しみ。
司書さんがどんな本でも探し出してくれる
少し読んだだけでもお分かりいただけると思うんですが、司書さんのサーチ能力というか、推理能力がすごいんです。
どんな本でも探してくれます。
「◯◯をお出ししましたが、もしかしたら△△だったのかもしれませんね」
と、類似の本も提示するあたりもさすがです。
頼りになりすぎます。
なんでも見つかりそうです。
図書館のサービスを紹介する意図もある本
最後のまとめ部分に、この本を出した意図が書いてあります。
図書館のレファレンスサービスはどんなものか?
どうやら、図書館で目的の本を探すお手伝いをするサービスらしいです。
だから、別にこうやってわからなくても一緒になって探してくれるんですね。
頼りになります。
つまり、本を探すのに本屋もいいけれど、ちょっと買うのに躊躇するような本は図書館で探すという手段も取れますね。
こういううろ覚えで行ったらだめだと思っていた私…
検索方法のコツも書いていました。
Google様に頼る私は大体同じようにやっていますが、これは知っておくと実生活に役立ちますよ。
図書館の新しい使い方を知ることができた、嬉しいきっかけのひとつになる本でした。
ちなみに、図書館で借りようとすると100人待ちレベルらしいので、買った方が早いですよ!